百合学院では朝、手を合わせて主イエスに向かってお祈りをします。また、折々に主イエスや聖母マリアに向かって祈りを捧げます。無心に手を合わせて祈ることで、自分の心の中の邪心を取り去り、清らかで美しい無償の愛に目覚めることができ、他者への感謝の気持ちが生まれてくるようにも思えます。
　彼岸を迎え、お墓参りに行きました。周囲の枯葉や草を取り除き、花を供え、手を合わせて祈ることで、これまでの無償の愛と幸せ、平穏に感謝しました。また、手を合わせて祈ることで、新たな誓いを立てて生きる勇気と覚悟を得られた気がします。
　人は折に触れて祈ることで、自分に向き合い、人知を超えた存在に気づくものなのかもしれません。

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