ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2019年04月24日(水)
(中学1年生)探究のタネ『OBENTOプロジェクト』
中学1年生、第2回目の総合学習、『OBENTOプロジェクト』。
今日はお弁当のおかず向けに販売されている冷凍食品のパッケージの写真を見て、質問づくりに挑戦しました。
1.写真を見て、わかることを書く。(主語、述語に気をつける。)
2.オープンクエスチョンと、クローズドクエスチョンについて考える。
3.5W1Hを意識して、質問文を作る。
4.グループで意見を共有する。
5.自分が一番考えたい質問を作り、その根拠も考える。
<一番考えてみたい質問>
○このグラタンが作られるまでにどれくらいの費用がかかりましたか。
○このエビはどこでとれましたか。
○このエビグラタンはどのように作ったのですか。
○このエビグラタンはいつ誕生しましたか。
○この袋は長方形ですが、なぜ正方形ではだめなんですか。
○このグラタンが商品化するまでに何人の人がどのようにかかわりましたか。
○このエビグラタンはどのように開発されましたか。
○このグラタンを作るのにはどのような材料が必要なのか。
<今日の気づき>
○人とかかわってがんばることも大切だし、一人で考えることも大切ということがわかった。
○主語と述語を考えることができた。頭がすごくよく動いたと思う。
○5W1Hを使って「~です。」で終わる文章を疑問文に変えることができると気が付きました。これからも質問を考える時に使いたいと思います。いつもより考える力が深まったと思いました。
○いつも言葉がぐちゃぐちゃで上手に質問できなかったけれど、5W1Hを使うと上手に質問できた。
○みんなの意見を聞いて、「いいな」と思ったことを、ちゃんと自分の意見にさせてもらうことができた。
○他の人の意見を聞くと、自分が思いつかなかったこと、知らなかったことを知る、学べると思った。だからこれからも自分の意見だけでなく、人の意見もしっかり聞いていきたい。
○自分は班で司会の役をしました。いつもならあまりしないのでうれしかった。楽しかった。
○いつもは何気なく見ているパッケージだけど、こうやって注目して見てみると、色々な情報が書いてあり、その商品を美味しそうに見せる工夫がほどこされているんだなと気づきました。
○いつも知らない人と会話するにはどうすればいいだろうと考えていたので、オープンクエスチョンにすればもっと会話がはずみそうだなと気づきました。ある情報をもとにして文にするという作業で、一見簡単そうに見えるけど、少し難しいことにびっくりしました。
○初めは自分の意見はあまり考えることができなかったけれど、友達に意見も聞き、自分の意見が広がりました。ひとりひとりの考え方が違うので、「ああ~」とか「お~」とか「なるほど」と自分の頭の中が働きました。ひとりじゃ考えられなかったことが、みんなで共有することでもっといい考え方ができました。友達のちがう意見で、私の意見がもっと深くよくなりました。