3月15日（火）
卒業を控えた中学3年生に、中学生徒会からいままでの感謝の気持ちを込めて、送る会を行いました。
コロナ禍でなければ、中学在校生も例年参加していました。その分先輩方が寂しさを感じないようにと、気合を入れて作成しました。
今年度は、「ある生徒が中学3年間の写真が詰まったファイルを開こうとしたが、急にパソコンが乗っ取られ、パスワードを5分以内に入力しないと情報が漏洩してしまう！」という筋書きでした。

この一本の映像は何度も何度も打ち合わせを重ね、出てきた案もたくさん削ってストーリーを構成し、前日のギリギリまで試行錯誤をしました。また、当日の生徒会役員の動きもリハーサルで細かい部分まで想定し会に臨みました。映像はプログラミングを駆使して、ストーリーが先輩に伝わりやすいように視覚化し、ファイルが開けないことを伝えたり、出来るだけたくさんの写真を見て思い出に浸ってほしいとの思いから、写真の再生時間も0コンマ何秒という単位で一枚一枚設定し繋ぎ合わせました。写真の最後にはエンドロールを作成し、映像に携わった人たちを紹介しました。映画の終わりのような構成に中学3年生からも賞賛の声があがり、とても楽しんでもらえた様でした。

映像中に出てくるパスワードは、中学3年生の人数分ひとりひとりに別々のクイズを出した紙を配り、時間制限のもと考えてもらいました。その1人ひとりの答えを繋ぎ合わせると解除パスワードになります。40を超えるクイズを考えるだけでも大変でしたが、クイズの答えにも秘密があります。クイズの答えを番号順に並べると、パスワードとして次のようなメッセージになります。

「YURIGAKUIN　C3　59（期生）GOSOTUGYOU　OMEDETOU　GOZAIMASU」

在校生の思いが少しでも心に残っていってもらえると嬉しいです。