中学1年生の「総合的な学習の時間（探究のタネ）」で、生徒たちが二人一組になり、ロボットに「おにぎり」を作らせてみようという授業がなされました。
　命令されたことしかできないロボットに、どう命令すれば意図したおにぎりづくりができるのか…。生徒たちは試行錯誤を繰り返したようです。そして「気づき」があったと聞きました。
　人間同士では伝わっても、ロボット役になってみると、丁寧に具体的な説明・指示がないと動けない。これからは人間同士であっても、具体的で相手に伝わりやすい説明をしよう。自分は知っている状態で説明するけれど、相手は初めて聞くことになるので、説明を上手にしよう。
　生徒たちはそれぞれに、授業の振り返りの中で「気づき」をまとめていました。高校では、「探究のタネ」がさらに発展し、「探究」やクエストエデュケーションなど「キャリア」「表現」の学びへと繋がっていきます。