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ゆりっこ通信

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  • 2019年06月07日(金)

  • (中学1年生)探究のタネーOBENTOプロジェクト6回目

フェルトボールを使って割合を理解する。

 OBENTOプロジェクトの中で私たちの食べる食品の中でどのくらい海外に頼っているかということを知るために割合を出したのですが、計算はできるけれど、それは実感として理解できていないかもしれないと考えて、この時間はフェルトボールを使って「~倍」という概念を理解することを目標としました。

 授業では
(1)フェルトボールで表した式を日本語で表す。(〇〇の~倍は△△です。)
(2)その式を表す例文を自分で考える。(私の食べたクッキーの数の~倍が姉が食べたクッキーの数です。)
(3)ペアで8個のフェルトボールを使って、ゲームをしました。
  ①1人目が好きな数だけフェルトボールを置く。(かけられる数)
②2人目が好きな数だけフェルトボールを置く。(答えになる数)
③2人でかける数を考えて数式をつくる。
④その数式で表すことができる事象を考え例文をつくる。

 計画ではこの後にOBENTOに関連して、輸入量の国内消費仕向量に対する割合を再度考えるはずでしたが、時間が足りずゲームで終わってしまいました。次回、改めて輸入量について考えます。

今回は、ゲームを通してかわいらしいフェルトボールを手に楽しく活動して、苦手意識をなくすということが少しできたようです。苦手だから「できない」と思うのではなく、「できるかも」「やってみよう」と前向きに取り組むマインドを持ってほしいと思います。

 (生徒の感想)
〇数学の問題だと式と答えを書いて終わりだったけれど、しっかりと意味や何倍などと考えることができた。

〇数学が苦手で難しいとおもったけれど、式を考えることができた。式を立てる時、どうしてこうなるのかと考えることができた。

〇フェルトボールを使って考えると、とてもわかりやすくて、楽しかった。頭をよく使ったと思う。

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