今回のテーマは「お弁当箱を考える」でした。

まず、5種類のお弁当箱の中からどのお弁当箱が良いかを選び、その理由を班のメンバーに話しました。竹の皮で包んだおにぎり、キャラクターのデザインのアルミのお弁当箱、秋田杉で作られた「まげわっぱ」、プラスチックのお弁当箱…。
「デザインが良い」「いっぱいおかずが入るのが良い」といった理由で選んでいる人が多いようです。
その後、班の中で、それぞれのお弁当箱をくわしく説明する専門家を分担して決めます。
それぞれの班から同じ弁当箱の専門家たちが集まり、資料の読み合わせをすることで各弁当箱のメリットや特徴を整理しました。
そして、もとの班に戻り、各種類の弁当箱のメリット・デメリットを発表しあいました。

発表の際にも、まとめた原稿を読み上げるだけでなく語りかけるように話すことができていました。
また、班のメンバーの発表を聞いてから、改めてどのお弁当箱が良いかを考えたところ、最初に選んだものと違うものに変えた人もいたようです。
デザインだけでなく、保温性や洗いやすさ、持ち運びの便利さにも注目することが大事だという気づきを得られ、物事を見る視点が変わったことを実感できた1時間でした。